E2518 – D2O：大学出版局と図書館の連携による学術単行書のOA化モデル

D2O：大学出版局と図書館の連携による学術単行書のOA化モデル 京都大学学術研究支援室・藤川二葉（ふじかわふたば） 2021年3月，米・マサチューセッツ工科大学出版局（MIT Press）は，アルカディア基金の支援を受け，「大学出版局と研究図書館（research libraries）が協力し，新しい学術出版のエコシステムを作り上げる大胆な実験」として “Direct to Open（D2O）”モデルによる学術単行書のオープンアクセス（OA）化プログラムを開始した。D2Oは，図書館の共同出資により学術単行書の持続可能なOA化を実現するモデルである。このD2Oモデル開発の背景と具体的な設計について記載した，2022年1月公開のホワイトペーパー “The MIT Press Open Monograph Model: Direct to Open”は，本モデルを，著者，読者，図書館等，どのステ

[egamiday2009]

図書館はもっと”生産拠点”という自覚を持っていい。「単行書を購入するモデルから，単行書を「世界のために」OA化…モデルへ転換」「大学出版局と研究図書館が協力し，新しい学術出版のエコシステムを」

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>D2Oは，図書館の共同出資により学術単行書の持続可能なOA化を実現するモデル

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"D2Oは，図書館の共同出資により学術単行書の持続可能なOA化を実現するモデル"