海洋プラごみの削減レースで日本が「大幅遅れ」になった理由

1940年生まれ。朝日新聞社でワシントン特派員・論説委員などを務めて定年退社。『週刊金曜日』編集長の後、フリーに。2016年6月、『週刊金曜日』に書いた「ひろがる『香害』」でこの問題を掘り起こした。その後『香害 そのニオイから身を守るには』を17年年4月出版し、消費者団体が「香害110番」を開くなど、社会的な取り組みが始まっている。他に『ミツバチ大量死は警告する』（集英社新書）など。 ＤＯＬ特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 プラスチックごみによる海洋汚染をなくす取り組みが世界で始まったが、その「削減レース」で日本は欧州諸国などに大幅に後れをとっている。 実施すると別の汚染を生む「焼却」と「リサイクル」が中心の日本の対策は、世界の新しい潮流からかなりずれているのだ。 20

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欧州では海洋プラごみとプラ使用量がごっちゃになっていて、そこはきちんと反論が必要でしょう。焼却も問題としているがCO2排出量は燃料と比べば僅か、他国は埋め立てでその方が環境負荷が高いように思える。