“輸出が大好きな日本人”が自覚できない欠落

1981年ダイヤモンド社入社。週刊ダイヤモンド編集部に配属後、エレクトロニクス、流通などの業界を担当。91年副編集長となり金融分野を担当。01年から04年5月末まで編集長を務める。主な著書に「ドキュメント住専崩壊」（共著）ほか。 辻広雅文 プリズム+one 政治・経済だけではなく、社会問題にいたるまで、辻広雅文が独自の視点で鋭く斬る。旬のテーマを徹底解説、注目の連載です。 バックナンバー一覧 過去から繰り返し、専門家が指摘しているにもかかわらず、日本経済に関しては、少なからぬ“常識の非常識”がはびこっている。 例えば、「日本は貿易立国である」こと。「輸出依存度が高い」こと。そして、「内需依存度が極めて低い」こと――。 意外だと驚かれたあなたは、常識の非常識に囚人である。 といって、マスメディアはむろん、えらそうな顔はできない。景気回復が2002年から5年以上も続いて戦後最長となった第一の要

[kazu111]

生産人口が減るからどうしても内需には限界がある（年金世代の給付を抑え、子育て世代に給付しまくればまだ内需がうるおうかもしれないけど・・）、外需は大事だよね。あと税源としてパチンコから賭博税を

[y_r]

"比較優位" という言葉を出しながらまったく理解できていないから "全分野他国に負けてる"という珍説になる。 / 産業の進出、退出なんて市場に任せておくべき。 / ↓規制緩和で内需が伸びるというのが理解不能。

[the_sun_also_rises]

問題は内需の成長率が低いことだ。老齢化と少子化で内需の成長が見込めない中輸出に頼ろうとしている。内需の成長率を高めなければ輸入も伸びないだろう。非効率な分野、特に農業の生産性を高める規制緩和が必要だ。

[jujubea]

ちょっと極論すぎるなあ。もっと面白い話の展開のさせ方もありそうなのに

[taitoku]

　んで少子化。

[API]

清算主義からくる産業政策思考の典型例。一番最悪のパターン。この人エコノミストとして終ってる。

[MinazukiBakera]

たしかに、輸入をどうするかという話はほとんど聞かないですね。

[kechack]

生産性が低く不得意な産業分野からは撤退する。その典型は農業。非効率分野に張り付いていた経済資源を、生産性が高く比較優位にある得意分野に集中して輸出を拡大する。→残念ながらこれは世論が受け入れない。

[kazuhooku]

お先真っ暗、と。

[kodaif]

"作用しているのだろうが、いつしか、貿易＝輸出であり、輸出さえ伸びていればそれは貿易立国であり、経済は成長する、輸入はあまり重視しなくていい、という思考回路を、身につけてしまったのではないだろうか。"