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第4回 読解力の問題と素材文 素材文の理想と現実 | 明解PISA大事典(北川 達夫) | 三省堂 ことばのコラム
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第4回 読解力の問題と素材文 素材文の理想と現実 | 明解PISA大事典(北川 達夫) | 三省堂 ことばのコラム
読解力の問題は素材文が命である。 素材文を選定するときは、子どもの興味や関心を第一に考えなければな... 読解力の問題は素材文が命である。 素材文を選定するときは、子どもの興味や関心を第一に考えなければならない――「学習者中心」という考えが広まるにつれ、こういわれるようになった。 この風潮に眉をひそめるむきも少なくない。子どもに迎合しているというのである。今年1月に教科書に関するシンポジウムがあり(1)、そこで「最近の国語教科書は子どもに媚びていてイカン。教科書はリンとしたものでなければナラン」と声高に主張された。私も登壇者の一人だったのだが、父ほどの年齢の方々にそう説教されては返す言葉もない。 リンとするのは結構だ。だが子どもの視点を無視すべきでもない。学習者中心主義の目的は子どもに迎合することではなく、子どもの自発的な学びをうながすこと。「個人の人生にわたる根源的な学習の力」(2)を測定する、PISAの価値観もまさにここにある。いつでもどこでも自発的に学びつづける人間こそ、世界中で通用する