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第32回 クリティカルリーディングと知識 分離・融合方式のフィンランド | 明解PISA大事典(北川 達夫) | 三省堂 ことばのコラム
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第32回 クリティカルリーディングと知識 分離・融合方式のフィンランド | 明解PISA大事典(北川 達夫) | 三省堂 ことばのコラム
いわゆるPISA型の読解力――実質的には欧米型の読解力を習得させようとするとき、特に小学生が相手の場合... いわゆるPISA型の読解力――実質的には欧米型の読解力を習得させようとするとき、特に小学生が相手の場合は、ナマの文学素材を用いるとやりにくいことが多い。児童文学であっても文学史に残るような格調の高いものとなると、本当にやりにくいことが多い。作者の深遠にして高邁なる思想を理解したり、その作品の生まれた背景を押さえたりするなどしておかないと、いわゆるPISA型の授業――作品を読んで、児童・生徒がああだこうだと意見を言い合うような授業をしたところで、素頓狂な解釈や非常識な意見の飛び交う、悲惨なものにしかならないからだ。 この問題について、フィンランドの国語教科書(正式な教科名は『母語と文学』)は面白い解決策をとった(1)。基礎学校の5年生までは(2)、ナマの文学素材については鑑賞に徹する。読解力の養成には、それ用に書き下ろした素材文を使うこととしたのである。 たとえば、私の翻訳した「フィンランド