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新録作品のみで一位以外は順不同とした。一位は迷ったがアフロ・ブラジルの伝統を神々しいビッグバンド... 新録作品のみで一位以外は順不同とした。一位は迷ったがアフロ・ブラジルの伝統を神々しいビッグバンド・サウンドで表現した (1) に。久々に「ブラジルらしい」ブラジルものだったが、予想を超えた大きな反響があった。店舗スタッフの提案で実現したブラジル産R&Bの新星 (2) や規格外のスタイルで話題をさらったジャズ・ピアニスト (3) 、暗い世相もなんのその飛び切りポップな (4) 、カエターノやリニケールなど現状 (2021年11月初旬時点) 配信のみの新作を含め、コロナがいまだ猛威を振るっているにも関わらず、ブラジルは復活の一年だったと思う。その他南米勢ではほぼ無名ながら充実したオーケストラル・ポップ作品をリリースした (5) 、カンドンベ・ロックを更新した (6) とウルグアイ勢が出色。アルゼンチンでは自身のキャリアハイを更新した感のある (7) 、クリバス以降の最高傑作ともいえる (8)