信頼できる専門家 - dongfang99の日記

自分が信頼できる専門家というのは、その議論において「誠実」で「良識」のある人である。素朴なことを言っているようだが、これは極めて本質的なことで、自分も素人なりに金融政策や年金制度などに関する本を読んだりはしているが、結局のところよくわかっているわけではない。業績も地位もある経済の専門家が目の現れて「日本では金融政策はもう効かない」と力説されたら、こちらは黙って立ちすくむしかない。だから説得力の決め手になるのは、その人が批判に対して誠実に応答しているとか、物事がバランスよく見えているとか、人間観が深くて鋭いとか、社会のなかの排除や暴力に対して真摯な憤りがあるとか、結局のところそういう部分になる。 例えば、竹中平蔵氏は多くの人から嫌われているが、別に彼の経済論が嫌われているわけではない。５年にわたって経済政策の当事者だったにも関わらず、経済問題について評論家然と語り、起こっている問題は全て「改

[facebooook]

「分配が対応していれば負担は増えないし、徴収の効率性や財源の安定性、政治的な正当性の面で、消費税でも別に問題ないとあまり難しく考えないようにしている。単純な所得再分配よりも、制度的な再分配のほうがより

[gruza03]

それでも「増税のせいで景気が悪くなった」と言う経済学者がいるとしたら、あえて言わせてもらえれば、それは経済学の敗北であると思う。

[toposute]

経済学的には…が正しい、という経済学者は信用しないことにしている。

[haruhiwai18]

"たとえ景気が悪くても…政治の責任で雇用をつくるべきだと考える""雇用は決して純経済学的な問題ではない"　→欧州のソーシャルなら金融緩和(景気対策)と雇用創出は両立するのに orz／日本国のソーシャルよ団結せよ

[dohenkutsu]

"経済学と福祉の間の矛盾はお互いの専門分野で議論されていることを尊重するという以外になく、それができなければ専門家としての信頼性を失うことがどうしてわからないのか不思議" 界の力学(ブルデュー)の為せる業?

[torin]

「正しいがお前の態度が気に入らない」(AA略)/各専門家の主張を俯瞰(調整)して全体最適を見つけるのが政治家だと思うんだけど、局所最適しか見てなくて全体で大損のパターンが最近やたら多いような。前首相とか

[zakinco]

『説得力の決め手になるのは、その人が批判に対して誠実に応答しているとか、物事がバランスよく見えているとか、人間観が深くて鋭いとか、社会のなかの排除や暴力に対して真摯な憤りがあるとか』同意

[maturi]

"福田内閣以降、社会保障国民会議等における増税論は財政再建の文脈だけでなく失業・貧困・過労の問題を緩和するため"に議論されている！