「免疫力を上げる」は疑うべき？ 現役医師が注意を促す宣伝文句 | AERA dot. (アエラドット)

「免疫力を上げる」は疑うべき？ 現役医師が注意を促す宣伝文句 現役皮膚科医がつづる “患者さんと一緒に考えたいこと、伝えたいこと” 大塚篤司（おおつか・あつし）／１９７６年生まれ。千葉県出身。医師・医学博士。２００３年信州大学医学部卒業。２０１２年チューリッヒ大学病院客員研究員を経て２０１７年より京都大学医学部特定准教授。皮膚科専門医 ※写真はイメージです（写真／Getty Images） 「免疫力を上げる」「免疫力を高める」という宣伝文句をよく耳にしますが、本当に効果があるのでしょうか？ そもそも、それはいったいどういう意味なのでしょうか？ 好評発売中の『心にしみる皮膚の話』の著者で、京都大学医学部特定准教授の大塚篤司医師が、疑わしい医療情報について警鐘を鳴らします。 ＊ ＊ ＊ 「免疫力を上げる」「免疫力を高める」 このような言葉を耳にしたことがある人は多いでしょう。 インターネ

[norton3rd]

免疫"力"と言った時点で既にアヤシくないか

[DrPooh]

『「免疫力を上げる」という言葉を見たら、まずその説明を疑う。それくらいの感覚で医療情報に接してもらいたいと思います』。朝日新聞の広告局の中の人に読んでほしい文章。

[ROYGB]

“「免疫力が高い」状態というものを科学的に定義づけられません。”とまで言ってしまうと予防接種の効果も説明できなくなってしまうような。

[REV]

自動車のパワーを下げる物質は沢山あるが（都市伝説としてはガソリンタンクに角砂糖）、パワーを現況より上げる物質は少ない件

[LethalDose]

“民間療法の宣伝文句として「免疫力を上げる」という言葉が広まってしまい、思考停止している人が多い”