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沖縄に駐留する米海兵隊の語られない真実 抑止力ない“幽霊師団” | AERA dot. (アエラドット) | AERA dot. (アエラドット)
日本政府は「普天間の代替施設は抑止力の維持に不可欠」との論理だが、こうした海兵隊を「抑止力」と言... 日本政府は「普天間の代替施設は抑止力の維持に不可欠」との論理だが、こうした海兵隊を「抑止力」と言い切ることは、すんなり腑に落ちる話ではない。嘉手納空軍のF15戦闘機と横須賀海軍の第7艦隊こそが「抑止力」というのは、およそ軍事関係者の共通認識である。 あえて海兵隊に「抑止力」としての意義を見いだすとすれば、「日本に米軍がいる象徴が海兵隊である」ということだろう。 3月末に放送されたNHKの「日曜討論」。普天間移設問題がテーマで、出席者が激しい論争を繰り広げるなか、橋本内閣で沖縄問題に取り組んだ岡本行夫・元首相補佐官が、こう言った。 「沖縄から海兵隊が追い出されたら抑止力に穴があく」 戦力として決定的な力はなくても、沖縄に海兵隊が存在していること自体に意味がある、と言っているように聞こえた。 この討論に出席していた前出の屋良さんは嘆く。 「これでは日米同盟の質草に海兵隊を取っているという話にな
2015/09/25 リンク