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パラスポーツ関係者が懸念する「2021年問題」 盛り上がる一方での課題 | AERA dot. (アエラドット)
リオ・パラリンピックで銀2、銅2のメダルを手にした全盲の木村敬一選手(東京ガス)。コースロープに... リオ・パラリンピックで銀2、銅2のメダルを手にした全盲の木村敬一選手(東京ガス)。コースロープに右手をぶつけながらまっすぐ泳いでいく(撮影/加藤夏子)この記事の写真をすべて見る 来る東京五輪を前に、パラスポーツの注目度も上がりつつある。しかし盛り上がりを見せる一方で、関係者らは懸念も口にする。 パラスポーツを見るとき、障害のない人たちの多くは「ない部分」に目を奪われてしまいがちだ。そんなときは「パラリンピックの父」と呼ばれるイギリスのルートヴィッヒ・グットマン博士の言葉に触れてみたい。 「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」 第2次世界大戦で障害を負った軍人たちに向けた言葉だが、見る側も「障害」ばかりに注目するのではなく、残された能力を最大限に生かして挑戦するアスリートの姿に触れると、パラリンピックはさらに面白くなる。 伊藤亜紗・東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授は
2018/08/13 リンク