お墓は戦後に広がった一種の“ブーム”だった 少子高齢化で加速する「墓じまい」 | AERA dot. (アエラドット)

「墓じまい」とは、墓石を撤去し墓所を更地にして使用権を返還すること。行政手続きも必要になる（写真：amanaimages） この記事の写真をすべて見る 死んだら私はどうなるの──。『老後の資金がありません』など、現代社会が抱えるさまざまな問題に奮闘する人間ドラマを描く作家の垣谷美雨さんと、宗教学者の島田裕巳さんに話を聞いた。AERA 2023年12月18日号より。 【写真】建築好きの聖地 スウェーデンの「森の墓地」がこちら ＊ ＊ ＊ 「絶対にお父さんと同じお墓には入りたくない」 四十九日の法要を控えた頃、突然明らかになった亡き義母の遺言。作家・垣谷美雨さんの新作『墓じまいラプソディ』（朝日新聞出版、12月20日発売予定）では、その遺言をきっかけに、家族や親類を巻き込みながら、お墓をめぐるさまざまなハレーションが勃発していく。 せっかく立派な「先祖代々の墓」を建てたのに、「樹木葬」を望

[kiku72]

これだけ少子化と格差が広がると先祖代々の墓を維持できるのは一部の人になっていくだろうね