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病理の話(525) 病理医とは医療の編集者であるか
ふつうの医者(臨床医)を作家・文筆家にたとえると、病理医の仕事は編集者に似ているのではないか、と... ふつうの医者(臨床医)を作家・文筆家にたとえると、病理医の仕事は編集者に似ているのではないか、と思うことがある。 医者は患者を「取材」して、よく吟味し、考え、自分の語彙力を用いてそれを記述し、患者とともにストーリーを編む。患者ごとに異なる、ひとつとして同じものなどない人生の物語に、診断名を決めることである種の「定型」を導入し、治療という介入によってこれを多くの人が納得できるような展開に持ち込んでいく。 物語の「主役」はあくまで患者である。しかしその患者の声を聞きながら、「あなたにはこういう展開がふさわしい」と誘導をしかけていく医者の臨床技術はあたかも作家のそれだなあ、と思うのである。 作家というと、物語を生み出す神であると思われてしまうかもしれない。しかしぼくの知る多くの作家達は、ときにこのようなことを言う。 「キャラを内面まできちんと描ききると、そのキャラが勝手に動き出すことがある。私は