受験生が試験時間中に問題冊子を持ち出す センター試験/教育ニュース - 教育情報サイトeduon!

１９日に行われた大学入試センター試験の長崎県にある会場において、途中退出した際に問題冊子を持ち出して予備校講師に手渡していたことがわかった。試験時間中に問題冊子を持ち出したのは初めてという。 毎日新聞によると、渡した予備校講師は生徒が通っていた予備校の模範解答を作成する立場で、すでにセンター試験を使わない大学に合格していたこの生徒が講師から問題持ち出しを依頼されたという。大学入試センターと試験会場の大学は警察に連絡し、持ち出された問題は１９日夜に回収されたという。 またＮＨＫニュースによると、大学入試センターが作成した監督業務のマニュアルでは、受験生が退出する際には教室に問題冊子が置いてあるか確認し連絡員が付き添うなどとしているが、問題冊子は確認しておらず、連絡員が付き添いを途中でやめていたという。これをうけて大学入試センター監督業務の改善策を検討するという。