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両手両足を失った中村久子 – えんだんじのブログ
三歳で突発性脱疽(だっそ) 明治30年、中村久子は岐阜県高山市の貧しい畳屋の第一子として誕生した。... 三歳で突発性脱疽(だっそ) 明治30年、中村久子は岐阜県高山市の貧しい畳屋の第一子として誕生した。結婚して11年目にしてようやく恵まれた娘は、両親にとって目に入れても痛くないかわいい子。ところが、もうじき三歳になる年の秋、足の痛みを訴えて泣く久子を背負って病院に駆けつけた両親は、医師から衝撃的な病名を告げられた。体の一部が壊死(えし)して脱落するという突発性脱疽(だっそ)。「両足とも切断しなければならず、命の保証は出来ない。」 突然襲い掛かった災難に両親はうろたえた。そうこうしているうちに病状は悪化し、きらずに治せないかとう両親に哀願もむなしく、病は手にまで感染した。父栄太郎は看病のため仕事もできず、わずかな貯えは医者代に消え、一家は借金を抱え込んだ。 父の切実な願いが天に通じることなく、ある日、久子の激しい泣き声に台所から駆け付けた母親のあやは、そばに転がる白い物をみつけた。それは包帯に
2012/04/07 リンク