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受身の運用管理から攻めのITサービスマネジメントへ
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受身の運用管理から攻めのITサービスマネジメントへ
ITをサービスとして提供する 企業にとってのITは、事業の目的ではなく、事業を展開するための手段である... ITをサービスとして提供する 企業にとってのITは、事業の目的ではなく、事業を展開するための手段である。したがってユーザーも、利用する側の視点に立ったITサービスの提供を求めている。ところが、IT部門には、サービスを提供するという感覚がない。 IT部門では、システムが問題なく安定稼働すればよいという考え方が今なお主流である。言い換えれば、IT部門はサービス提供者という意識が薄く、本来、ユーザーにとっては手段であるはずのITを稼働していれば目的が達せられていると思っている。 ITシステムとITサービスは、似ているように見えるものだが、実は非常に大きく異なっている。ITシステムは、ITを提供する側に視点があるのに対し、ITサービスは、ITを利用する側に視点がある。かつてのITというのは、利用する側もシステムを熟知した特定のユーザーだったが、今は誰でもITを使う。 だから、ITを提供する側は、ど