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めざすは「脳データのグーグル」、豪Omniscientが32億円調達 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
脳の細胞間のつながりを地図化する「ブレインマッピング」技術を手がけるオーストラリアのスタートアッ... 脳の細胞間のつながりを地図化する「ブレインマッピング」技術を手がけるオーストラリアのスタートアップ、オムニシャント・ニューロテクノロジー(Omniscient Neurotechnology)は、シリーズBの資金調達ラウンドで4000万豪ドル(約32億円)を調達した。同社はブレインマップをいち早く商用化したパイオニアで、「脳データのグーグル」になると野心を燃やしている。 およそ860億個の神経細胞(ニューロン)が電気信号によって情報をやりとりする神経回路網が張りめぐらされた脳は、人間の器官のなかで最も複雑なものである。オムニシャント共同創業者のマイケル・シュグルー(42)によると、医師はブレインマップを利用することで、脳腫瘍や神経変性疾患、不安神経症やうつ病の患者にみられる神経細胞の接続異常を見つけやすくなり、経頭蓋磁気刺激(TMS)などの脳刺激療法を精確に行えるようになるという。 脳の神
2021/07/23 リンク