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中国の月食と宇宙論(3)~金環日食のこと - QmQの日記
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中国の月食と宇宙論(3)~金環日食のこと - QmQの日記
「月食論を通じた、中国の宇宙構造論」というコンセプトでここ二回ほど書いてたのですが、前回、主に利... 「月食論を通じた、中国の宇宙構造論」というコンセプトでここ二回ほど書いてたのですが、前回、主に利用した『南齊書』天文志上では、『春秋』桓公三年七月の日食記事を引用しています: 《春秋》魯桓三年日蝕,貫中下上竟黑。 これはもしかして金環食ではないか?という可能性を探ってみたいと思います。 日食には、皆既日食、部分食、そして金環食があります。皆既日食になるには、地球からみた月の軌道が、ほぼ太陽の真ん中を通過しないといけません。このコースから逸れると、部分的にしか太陽が隠れない部分食になります。 一方、月が然るべき軌道を通っても、月が地球から遠ざかりすぎると見かけの大きさが小さくなり、太陽を覆いきれなくなります。これが金環食です。 ギリシャ流天文学での金環食 金環食は、地球と日月の間の距離の変動の証拠となります。そこで、古代ギリシャ系の天文学では宇宙構造論と結びついて関心がもたれました*1。 例