「2400万円」損したサラリーマンが絶句…あのとき買った「マンション」に潜んでいた「ヤバすぎる落とし穴」（榊 淳司）

現在の市場 ここで現在の市場で起こっているマンション格差の顕著な例として、京都市内で2016年の春に販売されていた2つの物件の新築マンションを紹介したい。 Ｃ マンション名「ザ・パークハウス 京都鴨川御所東」 売主／三菱地所レジデンス 京阪鴨東線「神宮丸太町」駅徒歩6分 全85戸（事業協力者住戸10戸含む）2017年3月完成予定 地上5階地下1階建 Ｃは、京都市の真ん中を流れる鴨川沿いに立地。住戸によっては、窓の外に鴨川が見える。毎年8月16日には、大文字山の送り火を眺めることができるかもしれない。一方、Ｄは京都市の西郊を流れる桂川沿いに建つ。こちらも住戸によっては桂川を眺めながら暮らせる設計だ。桂川というのは、あの嵐山の前を流れている川といえば、わかりやすいだろう。 Ｃ、Ｄ両物件とも、京都を象徴する川を眺めて暮らすという共通項がある。 しかし、この2物件には大きな違いがある。それは何か？

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市場において、都市への集中を促している。