渾身の電気自動車が「まさかの販売停止」に…変革期のトヨタ内部で起きている「重大な変化」（清武 英利,多田 哲哉） @moneygendai

4月1日から、トヨタ自動車では豊田章男社長が会長に就き、新社長に佐藤恒治氏が就任する新体制が発足した。その節目に刊行された、トヨタの内情を描くノンフィクション書籍『どんがら トヨタエンジニアの反骨』が大きな反響を呼んでいる。 同書の主人公で、スポーツカー「86」「スープラ」を手がけた元トヨタチーフエンジニア・多田哲哉氏が、著者の清武英利氏によるインタビューに答えた。2009年の豊田氏の社長就任から現在、そして未来のトヨタを多田氏はどう見ているのか。 トヨタ・スバル・日産の「違い」 清武 販売停止になってしまった「bZ4X」に限らず、トヨタのクルマは品質保証の段階でもかなり長時間走り込んで、不具合がないようにテストを繰り返しているわけですよね。なぜ、最終段階までこんなに大きな不具合が分からなかったのか、ピンとこないんです。 多田 これはあくまで推測ですが、テストが不十分だった可能性はあります

[hiroomi]

“何かトラブルが起こったときに、解決のための最善で最短のルートを示すこと。”