理由は「ほぼトラ」だけじゃない…「中国叩き」に負けず急成長したSHEINやTEMUがいま「脱中国」化を進めるワケ（小出 フィッシャー 美奈） @moneygendai

驚きの安さを売りに急成長するオンライン通販のSHEINとTEMU。両社はともに中国生まれのブランドだが、最近は「脱中国ブランド」化を進めているという。その背景にある「ほぼトラ（＝次の米国大統領はほぼトランプ）」もふくめた問題とは？そもそも激しく「中国叩き」をしていた米国で急成長できた理由とあわせて、『マネーの代理人たち』の著者で、経済ジャーナリストの小出・フィッシャー・美奈氏が解説する。 「安すぎて不安になる？」SHEINとTEMUって何者？ 中国生まれの激安オンライン通販、SHEIN（シーイン）やTEMU（海外では「ティーム―」だが、日本では「テム」とも呼ばれる）を知っているのは、今や10代や20代だけじゃない。 SHEINが原宿にショールームをオープンしたのは一昨年の11月、TEMUに至っては日本ビジネスが昨年の7月に始まったばかりで、どちらも数年前には聞いたこともなかった名前だ。 街