ドイツで1日に6000万本の通話記録を収集!? 常軌を逸した米NSAの監視活動（小林 雅一） @gendai_biz

欧州の主要メディアは先頃、米国家安全保障局（NSA）が欧州連合（EU）や日本、韓国など同盟国に対してもスパイ活動を行っていたと報じた。現在、亡命を求めて逃亡中のエドワード･スノーデン氏から得た情報とされる。 これらの報道によれば、NSAはワシントンD.C.やニューヨークにあるEU代表部、さらにはブリュッセル（ベルギー）にあるNATO（北大西洋条約機構）本部などを盗聴していた。またスノーデン氏が持ち出した文書のうち、2010年9月に作成されたものには、NSAがスパイ活動の対象とする38ヵ国のリストが記されており、そこには中東諸国などと並んで、フランス、イタリア、ギリシャ、日本、韓国、メキシコ、インド、トルコなど、米国の同盟国も含まれていたという。 このリストにドイツは含まれていないが、（最初にこの件を報じた）独Spiegel誌の記事を引用した英Guardian紙の記事によれば、欧州諸国の中で

[sarutoru]

>。ドイツ政府は米国政府に釈明を求めると同時に、検察庁が調査に着手したとされる。

[skam666]

“諸外国に向かって「君たちだってスパイ活動はしているだろう」と言っている(中略)人口8000万人のドイツで1日に6000万件の通話記録を収集したとすれば、それは「どこの国の政府もやっていること」とは言えない”

[paravola]

ドイツが対米貿易交渉の主役であることと、強力な大規模監視システムができたのでとにかく使ってみたかったから使ったのではないか、との指摘