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これでは国を守れない!? 日本の情報セキュリティが遅れているワケ(神永 正博)
日本のサイバーセキュリティが危ない 1998年夏。私は、日立製作所でICカードコンピュータの研究開発をし... 日本のサイバーセキュリティが危ない 1998年夏。私は、日立製作所でICカードコンピュータの研究開発をしていた。SuicaのようなICカードは、見かけ上はただのカードだが、本体は5ミリ角の超小型ICチップだ。内部では、利用者認証のために暗号処理を行っている。 ICカードの輸出管理は、通商産業省(現在の経済産業省)が取りしきっていた。お堅く言うと、ICカードは「外国為替および外国為替法が定める規制貨物」なるものらしい。 欧州に輸出する際には、膨大な許認可手続が必要だった。もちろんICカードは暗号機能を認証に用いているだけで、何か悪用を企んでいるわけではない。それでも、手続きは煩雑を極めた。 昼休み、社員食堂で定食を食べながら、官庁対応の担当者に尋ねてみた。 「どうしてこんなに手続きが大変なんでしょうね。お役所はいつでもそんなものかもしれませんけど」 彼は言った。 「暗号は武器扱いなんですよ」
2017/11/29 リンク