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これで離島防衛できるの? 自衛隊版「海兵隊」が早くもつまづく気配(半田 滋) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
「足」となる船がない 離島の奪還を主任務とする「水陸機動団」が今月末、長崎県佐世保市の陸上自衛隊相... 「足」となる船がない 離島の奪還を主任務とする「水陸機動団」が今月末、長崎県佐世保市の陸上自衛隊相浦駐屯地に誕生する。「殴り込み部隊」といわれる米海兵隊の自衛隊版だ。本来なら2018年度末、つまり来年3月に新編される予定だったが、中国の軍事力強化に対抗し、1年前倒して発足する。 ただ、予定した3個連隊ではなく、当面2個連隊にとどまることや、機動性が売りにもかかわらず、海上輸送力の決定的な不足など最初から波瀾含み。そのつまずき方は、当初の予定通り1年後に発足したとしても追いつかないほど深刻である。 「水陸機動団の新編は、わが国の厳しい安全保障環境、とりわけ南西防衛について喫緊の課題と思っている。離島の防衛を主体とする部隊の新編により、わが国の主として島しょ防衛に対する実効性ある抑止、また対処能力が向上するものと思う」 山崎幸二陸上幕僚長は2月22日の会見で胸を張って、こう述べた。 これまでの
2018/03/04 リンク