翼竜にあらず！ 前代未聞の「空飛び恐竜」その名前はわずか1文字！（安田 峰俊）

ノンフィクション作家、安田峰俊氏が「中国」「古生物」の2つのお題でサイエンスルポをやるという無茶ぶり連載「恐竜大陸をゆく」。今回は世界的大発見の内幕をガッツリ掘り下げました！ いわゆる鳥類以外で、空を飛ぶ恐竜はいるのか──？ 答えはおそらく「イエス」だが、質問を聞いてプテラノドンやケツァルコアトルスなどの翼竜の姿を思い浮かべた人は、残念ながら不正解である。 翼竜は恐竜と近縁な生き物だが、三畳紀に恐竜と共通の祖先から分かれて独自の進化を遂げた爬虫類であって、「恐竜」ではないためだ。 では、私が今回紹介する「空飛び恐竜」とは何者なのか？ この恐竜の名前は、カタカナ表記ではなんと1文字。「イ」（もしくは「イー」）である。 学名はYi qiで、中国語での漢字名は奇翼龍（Qí yì lóng）だ。スカンソリオプテリクス科（Scansoriopterygidae）というあまり研究が進んでいない小型獣脚

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2007年発見（ただし盗掘）、保存状態が悪く2015年に記載

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数年前の恐竜博で化石を見たけれど、異様だったわー。そのあと、海洋堂謹製のガチャも回しました(笑)＞イ(orイー)

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大井（Oi）が軍艦としては世界一短い名前、みたいな話を以前聞いたことがあった

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https://pbs.twimg.com/media/ChncrpQUYAMPTxn.jpg

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インキンじゃなくて良かった「ちなみにイは、「イ（Yi）」が属名で、種名は「キ（Qi）」という変わった学名だが」