なぜ「死刑になるために人を殺す」のか？「無差別殺傷犯」を取材してきたライターが考える（インベ カヲリ★） @gendai_biz

昨年10月31日、渋谷の街がハロウィンに沸き立ったその日に、京王線刺傷事件は発生した。映画『ジョーカー』の衣装をまとった24歳の男が、刃物で他の乗客を切りつけたうえ、車内で放火を行い18人が重軽傷を負った事件だ。 犯人は「人を殺して死刑になりたかった」と語り、その後立て続けに「死刑になるため」、見ず知らずの人を無差別に傷つけるような犯罪が発生し、話題となった。 インベカヲリ★氏の新刊『「死刑になりたくて、他人を殺しました」 無差別殺傷犯の論理』は、彼らの真の姿や求めているものを、各界の研究者や加害者と関わる10名のインタビューから探ったルポルタージュだ。刑罰では止めることができない彼らの論理について、インベ氏はどのように考えているのだろうか。 取材・構成：林 志保 無差別殺人犯の素顔 ――無期懲役を望んで無差別殺傷を行った「新幹線無差別殺傷事件」の犯人・小島一朗と長くやり取りをされていたイ

[akihiko810]

インベカヲリ★氏の新刊『「死刑になりたくて、他人を殺しました」　無差別殺傷犯の論理』は、彼らの真の姿や求めているものを、各界の研究者や加害者と関わる10名のインタビューから探ったルポルタージュ