慌てて作った防水壁、高級車をビニール包装・・・ タイ洪水、首都バンコクに迫る|ガジェット通信 GetNews

連日、タイの大洪水についてセンセーショナルな報道がなされているが、実際はどうなのか。首都・バンコクで現地取材した街の様子をお届けする。街なかを歩いてみると、日本での報道がウソのようにあっけないほど日常の風景が広がる。カオサン通りではいつもどおり、世界各国から集まったバックパッカーたちが昼間からビールを飲んでおり、デパートも通常営業をしている。見る限り、タイの人たちは洪水に慣れているようにも思える。今回のように長期化した洪水は数十年ぶりとのことだが、1日2日の冠水は毎年都心部でも起こっている。そこまでピリピリしていては、神経がもたないというのが実情のようだ。 ■洪水対策は店ごとに大きく異なる とはいっても、今回の洪水はかなり規模が大きいため、何の対策もなされていないわけではない。ただし、この対策については店舗によってかなり力の入れ具合が異なるようだ。たとえば、ある通りでは全体的に店主の意識が