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優しいコミュニケーションが暴力に変わるとき。百瀬文の作品が突きつける問題:朝日新聞GLOBE+
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優しいコミュニケーションが暴力に変わるとき。百瀬文の作品が突きつける問題:朝日新聞GLOBE+
ベッドに横たわる女とパソコンに向かう男。女が布団を軽く叩く。その動きと音は激しくなり、気づいた男... ベッドに横たわる女とパソコンに向かう男。女が布団を軽く叩く。その動きと音は激しくなり、気づいた男が振り返ってその手を握る。やがて女が手話で語りはじめ、その内容を表す言葉が画面に現れる。 個展「I.C.A.N.S.E.E.Y.O.U」で発表された百瀬文の《Social Dance》は、強い印象を残す作品だった。映像の登場人物2人は、ろう者の女性と聴者の男性で恋人どうしという設定である。女は、男とソウルを訪れた時に「旅行者と気づかれると危ないからきょろきょろしないで」と言われて傷ついたことを訴える。「目で生きている」ろう者の自分を全て否定されたように感じたと。男は謝りながら優しく女の手を撫でる。しかし女の怒りは治まらない。以前男の口の動きからその意味を読み取れなかった際に「いちいち顔をしかめないでくれ」と言われたことに憤慨する。 聞こえない世界で、目から情報を読みとることが生きる術であるろう者