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アフリカを出た人類、どう全世界に広がったのか ホモ・サピエンスの旅路が見えてきた:朝日新聞GLOBE+
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アフリカを出た人類、どう全世界に広がったのか ホモ・サピエンスの旅路が見えてきた:朝日新聞GLOBE+
最大の転機は1987年、細胞内小器官ミトコンドリアのDNA解析がもたらした。ミトコンドリアの遺伝子は母親... 最大の転機は1987年、細胞内小器官ミトコンドリアのDNA解析がもたらした。ミトコンドリアの遺伝子は母親からだけ受け継がれる。世界各地の人々のミトコンドリアに蓄積した突然変異をもとに、枝分かれの時期を推定し、さかのぼっていくと、12万~20万年前ごろアフリカにいたであろう女性にたどり着いた。 数年の激論の末、この分析は認められ、現生人類の起源はアフリカで、十数万年前以降に世界各地に広がっていったという「単一起源説」が常識になった。それまで、各地の原人や旧人が一部で交雑しながら地域ごとに特色ある現生人類に進化してきたという「多地域進化説」が優勢だったから、大逆転である。 そうなると、アフリカを出た現生人類がいつ、どのように移動していったのかが大きな問題になる。遺跡や石器などの考古学資料を、現生人類の旅路のなかに位置づけ直す作業が始まった。 ■見えてきた三つのルート 太田博樹・東京大学教授 そ