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星になった犬「クドリャフカ」宇宙への片道切符
1961年の、ガガーリンによる人類初の有人宇宙飛行。それ以来、私たちは少しずつ宇宙へと進出しています... 1961年の、ガガーリンによる人類初の有人宇宙飛行。それ以来、私たちは少しずつ宇宙へと進出しています。 そんな人類の宇宙進出の陰で、一匹の犬が命を散らしたことを存知でしょうか? その犬の名前は「クドリャフカ」。ロシア語で巻き毛という意味を持つ、小柄なメス犬です。1958年に、地球で生まれた生物として初めて、宇宙で軌道飛行実験を行いました。 クドリャフカが乗せられた宇宙船は、身動きの取れない小さなカプセル。このカプセルには再突入装置はなく、はじめから帰り道の無い旅でした。 なぜクドリャフカが選ばれたのか 宇宙で軌道飛行実験を行うにあたり、ロシアで20頭以上のメス犬が訓練されていました。その訓練とは高度200kmからのパラシュート降下や、数週間小さな気密室に閉じ込められるというような過酷なもの。 その中でなぜ彼女が選ばれたかというと、一番我慢強く協調性があり、訓練を受けても体調にあまり変化がな
2015/11/13 リンク