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中央線沿線古本屋の回 2023.09.03 - ひとり映画日記2
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中央線沿線古本屋の回 2023.09.03 - ひとり映画日記2
数人で古本屋めぐりに行った。 まずは西荻窪の音羽館。Nigel Slater『Toast』と『ブラスト公論』、萩尾... 数人で古本屋めぐりに行った。 まずは西荻窪の音羽館。Nigel Slater『Toast』と『ブラスト公論』、萩尾望都『11月のギムナジウム』。『Toast』は留学したときにクリエイティブ・ライティング(エッセイや伝記の書き方を教わるコース)の授業で読んで、いたく感動した本だ。著者のSlaterが自身の過去を料理とともに振り返るエッセイで、タイトルは全部料理名だ。イギリスの食文化も知ることができる。英語も平易な表現でさらっと読めてしまうが、表現がとても巧みだ。性虐待などトラウマも書かれていてけっこうショックを受けた記憶がある。『ブラスト公論』は、これは絶対面白いと勘が働いたので買った。ライムスター宇多丸、古川耕、高橋芳朗(TBSラジオリスナーにはおなじみ)、前原猛、郷原紀幸の5人の雑誌での対談をまとめたもので、文庫サイズでなんと1100ページくらいある。文字起こしと編集の大変さを思って気が