関係者からのメッセージ│はやぶさ、地球へ！ 帰還カウントダウン | 2010年5月10日 ほんとうに帰ってくる．．． はやぶさカプセル 山田 哲哉

2010年5月10日 ほんとうに帰ってくる．．． はやぶさカプセル 山田 哲哉 カプセルの再突入というのは、いつも最後にやってくる。だれも打ち上げの最初に再突入させたりはしない。カプセル屋としては、そういうものがあっていいと思うのだが、打ち上げの時に再突入するのはだいたい失敗であるし、そうかといって千年先まで再突入して来ないカプセルもうまくない。いずれも経験してきた。それが、今回はもうすぐ本当に「はやぶさカプセル」が帰ってくる。ああ、ついにこの瞬間が来るのだ。 中学生の時のクラス対抗リレー。バトンを渡された。アンカーに引継ぐ係だ。夢中で走った。競っていたと思う。自分は速いつもりだった。でも、コケた。あろうことか、本番で。 去年の11月のことだ。 「ダメだ。どうも命もここまでだ。ワリぃな。ワルかった。カプセルまで届きそうもない。」 いつも偉そうなK先生に謝られちゃうと、事実の認識ができずに頭

[doit3]

「ほんとうに帰ってくる．．．」と言う気持ちが自己の体験と重ね合わせて、その深層心理を見事に表現されている。このスタッフだからこそ、はやぶさはその気持ちをくみ取り「ほんとうに帰ってきた」のだろう。

[taninsw]

"世界初の免許「着陸許可証」"

[star_123]

素敵な文章だ

[kjee]

いいなー

[jaguarsan]

いい文章だ。胸が熱くなる

[yomiusi]

毎回絵が違うが… って出たァ！？

[uruloki]

"7年前に「カンペキなもの」ができているはず"と思いつつも、ようやく実際に試される時を迎えたという心境は容易には想像できないなあ。/カプセル帰還おめでとうございます。

[takeshiketa]

待ってるぜーー!

[thalion]

「いろいろあって帰還が3年のびた。全部で7年のミッションだ。長かった。その間、宇宙戦艦ヤマトもガンダムも知らない若い世代がチームに入って頑張ってくれてる」 …うわぁ。時間の経過を適切に表す一文だ