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差別を許してはいけない、たった一つの確かな理由 « ハーバー・ビジネス・オンライン
ニュージーランド南島のクライストチャーチで起こったモスク銃撃事件から1週間がたった。 この事件が世... ニュージーランド南島のクライストチャーチで起こったモスク銃撃事件から1週間がたった。 この事件が世界から注目を集めたのは、50人超という犠牲者の多さだけではあるまい。犯行の様子をネット中継していたことや、犯人の身勝手かつあまりにも典型的で幼稚でいかにも頭の悪いレイシストらしい主張内容などなど、事件のすべてが「いまの世の中っぽさ」を漂わせている。 しかしなによりも注目されるべきは、ジャシンダ・アーダーン首相をはじめとする、NZ政府が事件後に見せた対応だろう。事件直後、NZ政府は、事件の犠牲者の葬儀費や治療費のみならず、遺族の生活費など、さまざまな手当を、犠牲者の市民権の有無を問わず支給すると発表した。そればかりではない。アーダーン首相は事件後からずっとヒジャブをかぶり続け、弔問の場などムスリムと出会うたび、ハグをし頭を下げ弔意と同情を示し続けている。 首相は国会でこうも発言している。 「テロ
2019/04/01 リンク