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よそのおうちのいいにおい - 平凡
結婚して2年ぐらい経ったある日。 会社から帰るなり、夫が「うちだった!」と言った。 なんでも、家の外... 結婚して2年ぐらい経ったある日。 会社から帰るなり、夫が「うちだった!」と言った。 なんでも、家の外でとても美味しそうなにおいをかいだのだという。 「どこの家の夕飯だろう」と思って鍵を開けたら、「うちだった」というわけだ。 そのとき作っていたのは、カレー風味の炒め物だったように記憶している。 かように家の外に流れ出る夕餉のしたくのにおいというものは、魅力的で郷愁を誘うものだ。 それから数年が経った。 ここ最近、自ら料理をするようになった夫は、他の家の換気扇からただようにおいにも敏感になったようだ。 最近しきりと、 「あれ、あのにおいってなんなんだろう。こっくりして、たぶん醤油を使っているような……」 と言っている。 それは間違えなく、和風の煮物のにおいだろう。 しょうゆやみりん、酒を使って煮込むとき、なんともいえない香りが立ちのぼるものだ。 そういえば、夫のレパートリーには和風の煮物はない
2022/07/21 リンク