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先日、飯間浩明『小説の言葉尻をとらえてみた』(光文社新書2017、以下『言葉尻』)を読んだ。特におも... 先日、飯間浩明『小説の言葉尻をとらえてみた』(光文社新書2017、以下『言葉尻』)を読んだ。特におもしろく読んだところを抜書きしてみる。 「愛想を振りまく」 先回りして言っておくと、この表現(「愛想を振りまく」―引用者)は誤用ではありません。でも、誤りと主張する向きはあります。「振りまくのは『愛敬』であって、『愛想がいい』が本来の言い方なのだ」と。 この「本来」というのはくせ者でしてね。調べてみると、たいした違いはないことが多いのです。「愛敬を振りまく」は一八八六年の饗庭篁村(あえばこうそん)「当世商人気質(あきゅうどかたぎ)」に例があり、「愛想を振りまく」は一九一一年の徳冨蘆花(とくとみろか)「謀叛(むほん)論(草稿)」に例があります。どちらも百年以上の歴史があり、もはや定着しています。 「愛想を振りまく」は、ほかに、北原白秋(はくしゅう)・久生十蘭(ひさおじゅうらん)・山口瞳・井上ひさ