デラホーヤ超え！最速４階級制覇を「通過点」にする日本人チャンプ 「先に見据える」井岡一翔との統一戦 - スポーツ報知

◆プロボクシング ▽ＷＢＯ世界スーパーフライ級（５２・１キロ）王座決定戦１２回戦 同級１位・田中恒成―同級２位・クリスチャン・バカセグア（２４日、東京・両国国技館） ＷＢＯ世界スーパーフライ級１位の田中恒成（畑中）が１２日、同級２位のクリスチャン・バカセグア（メキシコ）との王座決定戦（２４日）に向け、名古屋市内のジムで練習を公開した。同戦に勝てば、元６階級制覇王者・オスカー・デラホーヤ（米国）の２４戦目を抜き、史上最速２１戦目、史上初となるＷＢＯだけでの４階級制覇を達成する。王座奪取時には、２０年に唯一の黒星をつけられたＷＢＡ同級王者・井岡一翔（３４）＝志成＝との統一戦を視野に入れていることを明らかにした。 史上最速の４階級制覇へ田中が軽快な動きを見せた。磨いてきた守備力を感じさせるフットワークにキレのあるジャブ。「ＫＯできたら一番。中途半端な勝ち方をするつもりはない」と勝利への自信を口に