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くちばしをいれて勝手に死んでゆく - [兵站戦線2673]
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くちばしをいれて勝手に死んでゆく - [兵站戦線2673]
今どきの保守派諸姉兄が、古今和歌集に関しての愚評愚論の正岡子規や和辻哲郎の妄想癖、平板趣味のよう... 今どきの保守派諸姉兄が、古今和歌集に関しての愚評愚論の正岡子規や和辻哲郎の妄想癖、平板趣味のような華氏百度で沸騰させるような門外漢とは思いたくありません。保守とは既存のものあるいは既説を〈肯定〉するだけのあんぽんたんではないはずだ。なにがなんでも〈否定〉すれば左派ということでもないように。古今和歌集の否定は、万葉集の称揚と軌を一にして連動しており、藤原定家の一説が賀茂真淵の国学に敷衍し、子規の安直につながり爆発した。それは国粋主義の風潮に引火し万葉集一辺倒になってしまった。しかるに、古代日本が国家という體を成し、その初めての勅撰の詞華集が古今和歌集である。もういい加減に、古代幻想はやめにしよう。根柢的な見直しの気風を興し、古今和歌集を再評価するべき時期が来ていると檄を飛ばしたい。 正岡子規の俳句、短歌の実作は、単なる洒落の産物なのか?そう思いたくはないが、古今集批判の舌端には「洒落にもなら