『トロイアの真実』 シュリーマンは何を見つけたのか - HONZ

一冊の本は、人の一生を変えてしまうほどの力を持つことがある。8歳のときに父親からプレゼントされた『子どものための世界の歴史』は、ハインリッヒ・シュリーマンの人生をハリウッド映画よりも劇的なものに変えてしまうこととなる。幼いシュリーマンは、その本に描かれていたトロイアが炎上する挿絵の虜になり、いつかその場を訪れることを誓った。ホメロスの『イリアス』にも描かれるトロイア戦争は空想の産物であると父親にいくらいわれても、シュリーマンは聞く耳を持たず、その争いを“史実”として信じていたという。 ビジネスマンとして大成功したシュリーマンは、子どもの頃の夢を忘れることはなかった。40歳を超えたシュリーマンは蓄えた資金を携えトルコへと発掘に向かい、気の遠くなるような作業の末、ついに夢物語と思われたトロイアを発見したのである。ロマンに満ちた彼の生きざまを知ったフロイトは、「シュリーマンこそもっとも羨むべき人

[machida77]

前からある程度知られているが、シュリーマンのイメージと実態・業績はかなり違う。

[lavitaebella]

シュリーマンによるトロイア発掘に疑問を投げかける本書。真実はどうなのか？

[minoton]

子供の頃からアップデートされてない知識が多いなあ

[boobooboowy]

『トロイアの真実』　シュリーマンは何を見つけたのか

[feather303]

"ヒサルルックがトロイアであるという証拠はない。シュリーマンのストーリーには虚偽の部分が多かった。それでも、多くの虚飾をはぎとってもなお、本書で語られる彼の命がけの人生には人の心を打つ何かがある。"

[Asay]

これは面白そうな

[kowyoshi]

面白そう。そして、シュリーマンについての認識が昔と変わっているということも今知った。うーん、知識は停滞したらダメなんだなあ。

[laislanopira]

"シュリーマンは幼年期にトロイアに興味など持っていなかった" そしてヒサルルック遺跡はほんとにトロイアだったのか？