『さようならと言ってなかった』 - HONZ

前東京都知事で作家の猪瀬直樹さんが執筆した、亡き妻ゆり子さんへ捧げる一冊。 徳洲会事件に絡み徳洲会側からの借入金5000万円を収支報告書に記載しなかったということで公職選挙法違反に問われ、罰金50万円と公民権停止5年をくらい都知事を辞任してから初めての著書である。 石原慎太郎知事の副知事を長く務め、それ以前は小泉純一郎総理大臣の依頼で長く道路公団民営化委員として道路族の守旧派議員たちへ正面から突っ込んでいった、それも膨大な資料を紐解きあくまでも理路整然と合理的にぐうの音も出ないほどに追い込んでいった成果として道路公団民営化を達成し、高速道路の例えばPA/SAの景色を変えた原動力になった男だ。 その実績を買われ石原慎太郎知事に後継指名された結果、東京都知事にトップ当選を果たし、これからという所でこの本の物語は始まる。運命というのは皮肉なもので、人生の絶頂期にまとめて不幸がやってくるのである。

[jerryb]

端的なレビュー。読んでいる途中であれっと思って著者を見たら堀江貴文氏だった。「自業自得とはいえなんと辛く苦しいことだろうか」という言葉にずっしりとした重み。

[kadono_nobuhiko]

諸行無常は堀江さんのテーマとしてはピッタリ。とてもいいレビューですね。

[qinmu]

堀江貴文氏による猪瀬直樹氏の著書の書評。

[seuzo]

「人生の絶頂に立っている人の周りには死屍累々が転がっている」

[tys76]

ぐっときた。RT @inosenaoki: 堀江貴文さん@takapon_jp がHONZに書評を書いてくれました。ありがとう。RT:@honz_jp 更新しました！ 『さようならと言ってなかった』 - HONZ