エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
『ルポ 中国「潜入バイト」日記』絶望もなければ希望もない - HONZ
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
『ルポ 中国「潜入バイト」日記』絶望もなければ希望もない - HONZ
我々は中国をどこまで知っているのか。メディアにすり込まれたステレオタイプな中国人像で語ってないだ... 我々は中国をどこまで知っているのか。メディアにすり込まれたステレオタイプな中国人像で語ってないだろうか。上海の寿司屋、反日ドラマの日本兵役、山東省の田舎町にあるパクり遊園地の踊り子、上海の高級ホストクラブのホスト、爆買いツアーのガイド、留学生寮の管理人。七カ所の労働現場に入り込み、日本人が知られざる中国人の実像を描き出したのが本書だ。 「実像を描き出した」と、それこそ紋切り型な表現を使ってしまったが、本書は潜入ルポとして新鮮だ。潜入ルポといえば、『自動車絶望工場』のような骨太のノンフィクションの印象が強い。企業と労働者という対立構造を前面に押し出し、資本主義の闇を暴き出す。作品自体の惹きつける力は圧巻だが、いかんせん過酷さと鮮明な対立軸がつきもののため、読者と読むタイミングを選ぶ。新入社員が読んだら、「現代の企業は皆、悪だ」と一気に左傾化して、会社を辞めかねない。 本書の著者の場合、文体も