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誰知るや。書店員の凄み 『千年の読書』 - HONZ
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誰知るや。書店員の凄み 『千年の読書』 - HONZ
本書は、梅田蔦屋書店で人文コンシェルジュを務める書店員・三砂慶明氏が200冊を超える古今東西の本を縦... 本書は、梅田蔦屋書店で人文コンシェルジュを務める書店員・三砂慶明氏が200冊を超える古今東西の本を縦横無尽に紹介した本だ。「幸福」「生きづらさ」「働き方」「お金」「食」「死」といったテーマについて、まるで本棚の本を開陳するように自らの体験を交えながら血の通った論考を綴っている。 この本を読むと、自分が抱えている悩みは人類史上で必ず誰かが経験している、という事実に気づかされる。それは安心以外の何物でもない。生きることは各自固有の経験なので、本の中にその答えは書かれていない。しかし、数千年間で蓄積された本の中には、自分に似た思考の痕跡を見つけることができるのだ。 それを発見して悩みが軽くなり、自己肯定感が生まれる。自惚れや劣等感という極端な感情から解放され「いまここ」に自然な姿でスックと立てるようになる。そんな読書のチカラを私たちが知るキッカケは何だろう。当たり前過ぎて誰も指摘しないが、それは