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【茨城新聞】鬼怒川決壊 常総線全線復旧、思い新た
線路が浸水し不通になるなど、鬼怒川の堤防決壊で大きな被害を受けた関東鉄道常総線の全線完全復旧を記... 線路が浸水し不通になるなど、鬼怒川の堤防決壊で大きな被害を受けた関東鉄道常総線の全線完全復旧を記念した特別臨時列車「復旧列車」が28日、水海道-下妻駅間(18.6キロ)で運行された。地域住民や鉄道ファンらが乗車し、車内の写真展示や、いまだ水害の爪痕が残る車窓の風景を目にしながら、復興への思いを新たにした。 復旧列車は、関東鉄道(土浦市)が運行再開への支援や応援への感謝を込めて企画した。常総線は今回の水害で常総市を中心とする延長17.4キロで線路が冠水。三妻-南石下駅間では線路が曲損し、今回の運行区間が最も復旧に時間を要した。 4両編成の特別列車は、往路は午前10時10分に水海道駅を、復路は午後2時12分に下妻駅を発車。決壊当時は濁流があふれ、今も稲が倒れたままの田んぼや、曲がった線路を復旧した地点では、徐行運転して、水害時の様子や復旧作業について、車内アナウンスで説明された。 孫2人と乗車