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頭の中と偶然 - イチニクス遊覧日記
天気の良かった日、もらった種を植えるためのこまごまとした買い物をしに出かけたものの、目当ての店が... 天気の良かった日、もらった種を植えるためのこまごまとした買い物をしに出かけたものの、目当ての店が潰れていたのでそのまま喫茶店に入り、読みかけの本を開いた。長い、続きものの小説で、前の巻が出た頃のことを思い出してすこし悲しくなる。何を見ても何かを思い出し、嬉しくなったり悲しくなったりするけれど、そのほとんどは過ぎ去っているというのがいちばんの、悲しいことかもしれないなと思う。 などという私のだらだらとした話を好んで聞いてくれた人がかつていたのを思い出す。その人は私が何かを見て、眉をひそめたり、にやけたり、泣きそうになったり、吹き出したりするたびに、その理由を聞きたがった。そのくせ、自分の表情の理由についてはけして説明しようとしない人で、とはいえ、いつもにやにやと笑っているから、はじめて寝顔を見たときはその静かな顔が新鮮だった。 それは確か飲んだ後に、もう電車もないし眠いしで家に寄らせてもらっ