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日本初の経験者・中村さんが語る「プログラミングで教科を学ぶ」難しさ
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2015年、あの松田 孝 氏(現・小金井市立前原小学校校長)が校長を務めていた多摩市立愛和小学校で、3年... 2015年、あの松田 孝 氏(現・小金井市立前原小学校校長)が校長を務めていた多摩市立愛和小学校で、3年生から6年生まで年間15時間、教科(総合的学習の時間)でプログラミンを教えてた人がいる。私が知る限り、公開授業や研究授業ではなく、年間にこれだけの時間数のプログラミング授業を小学校で計画的に行ったのは日本初だと思う。その人は、小学生向けプログラミング&STEM教育スクール「ステモン」を運営するヴィリングの代表、中村一彰さんだ。 中村さんは、埼玉大学教育学部で小学校教員資格を取得。教師になるつもりだったが教育実習など現場の体験を積む度に理想と現実のギャップを実感、教師は断念して不動産業界に就職した。その後、ITベンチャー企業で実績を積み、起業を目指して独立した。やるなら教育と決めて、最初の半年は日本中の塾やスクールを見て回った。海外へも行ってみた。「やっぱりIB(国際バカロレア)はいいな」