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ジバクアリ - Wikipedia
ジバクアリ (Colobopsis saundersi, 別名:バクダンオオアリ、kamikaze ants) は、マレーシアとブルネイ... ジバクアリ (Colobopsis saundersi, 別名:バクダンオオアリ、kamikaze ants) は、マレーシアとブルネイで発見されたアリの1種である。 働きアリは敵に襲われると、腹筋を収縮することにより体の一部を自爆させる。この自爆によって、刺激臭のある粘性の毒液を相手に浴びせ、味方への注意と共に敵の動きを封じた上で道連れにする[1]。この行動はAutothysis(英語版)(ギリシャ語の自己+犠牲から作られた造語)と呼ばれる[2]。通常のアリより何倍も大きく全身に及ぶ下顎腺を持ち、そこで防衛用の粘着分泌物を生成する[3]。 毒性接着剤は、雨季は明るい白色、乾季と雨季の初めごろは淡い黄色(もしくはクリーム色)と変色する。その理由は季節変化の食性か内部pHの違いによるものと考えられている[4]。成分は「主にポリアセテート、脂肪族炭化水素、およびアルコール」から構成されている。