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ラッサ熱 - Wikipedia
ラッサ熱(ラッサねつ、英: Lassa fever)は、ラッサウイルスによるウイルス性感染症。ウイルス性出血熱... ラッサ熱(ラッサねつ、英: Lassa fever)は、ラッサウイルスによるウイルス性感染症。ウイルス性出血熱の1つ。 概要[編集] マストミス(Mastomys natalensis,en:Natal Multimammate Mouse)とよばれる齧歯類が自然宿主である。 サハラ以南西アフリカの国であるナイジェリア、リベリア、セネガル、ギニア、シエラレオネ等で毎年流行し、特に雨期よりも乾期に流行することが多い。毎年20万人以上が感染[1]。感染者のおよそ80%が軽症であるが、約20%が重症となり致死率は感染者の1~2%程度。この地域での年間死者数は約5000人。妊婦は重症化し易く、胎内死亡、流早産を起こしやすい。 歴史[編集] 1969年、ナイジェリアのラッサ村にて最初の患者が発生。1970年代にウイルスが分離され、村名にちなんでラッサウイルスと命名された[2]。 日本では1987年に