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名乗り - Wikipedia
この項目では、戦において行われていた慣習について説明しています。人の名前に使われる漢字の通常の音... この項目では、戦において行われていた慣習について説明しています。人の名前に使われる漢字の通常の音読み・訓読み以外の読み方については「人名訓」をご覧ください。 名乗り(なのり)とは、戦において武士が味方や敵に向かって自分の姓名・身分・家系などの素性、戦功、戦における自分の主張や正当性などを大声で告げること。武士の作法として、名乗りが行われている間に攻撃することは良しとされなかった。戦場では自分の勇名や戦功を喧伝するためなどに行われ、味方の士気を上げるためや相手方の士気を挫いたり挑発するためにも行なわれた。 『平家物語』巻十一「弓流」において、平氏方の藤原景清が源氏方の美尾屋十郎を倒し、逃げるところを捕まえようとして引きちぎった錣を長刀に刺し掲げて上げた勝ち名乗りの「遠からんもの(者)は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ、これこそ京童の呼ぶなる上総の悪七兵衛景清よ」の口上は慣用句にもなっている
2015/11/13 リンク