抜き打ちテストのパラドックス - Wikipedia

抜き打ちテストのパラドックス（ぬきうちテストのパラドックス）は「未来」が関わるパラドックスである。「未来の予測できない時に起こる」けども「いつまでに起きるかという期限は決まっている」という事象は、後者の制限の存在によって、そもそも「予測できない時に起こる事象」と言えなくなるのではないか、というものである。死刑囚のパラドックスあるいは予期しない絞首刑のパラドックスとも呼ばれる。 内容[編集] 次のような事例として紹介されることが多い。 ある教師が、学生たちの前で次のように予告した。 来週の月曜日から金曜日までのいずれかの日にテストを1回行う。 抜き打ちテストであり、テストが行われる日がいつかはわからない。 これを聞いたある学生は、以下の推論の結果｢抜き打ちテストは不可能である｣という結論に達した。 まず、金曜日に抜き打ちテストがあると仮定する。すると、月曜日から木曜日まで抜き打ちテストがない

[khatsalano]

この期間にテストをするとアナウンスしている時点で抜き打ちではない。「はい教科書しまって。これからテストです」が抜き打ち。悪夢。

[syque]

「来週の月曜日から金曜日までのいずれかの日に抜き打ちテストを行う。ただし金曜日の場合はただのテストである。」

[toaruR]

明日はテストかもしれないので勉強しようと思わせる狙いなので金曜がテストでも問題ない。

[arebouya]

言葉の綾で「今から抜き打ちテストをします」と言った時点で、「知ってしまった時点で、それは抜き打ちテストではない」と言っているようなもの。そのため、各仮説の結論が誤り。

[tybalt]

変動要素が 2 つ（試験日と観測日）があって、変動要素の状態によって状況（抜き打ちかどうか）が変わる事によるパラドクスなのかな。観測日＝予告日においては、試験日がいつでもそれは抜き打ちになるはずだった。

[atsuskp]

「抜き打ちテストやるぞー」と宣言した時点で抜き打ちじゃない、という話

[m_yanagisawa]

面白い。各国版にあるようだが英語版は「テスト」ではないようだ。

[agrisearch]

「重要なのは、矛盾が生じるのは 1. と 2. を満たすテストが行われると"信じた"ときであって、1. と 2. 自体がただちに矛盾を引き起こすわけではないということである」

[Falky]

これ好きｗ

[tick2tack]

”「明日、抜き打ちテストを行う。」”　”「教師の宣言を信じれば不整合になり、信じなければ誤った信念を抱くことになる」という構造”　不整合だから信じない故に正しいことになってしまう。

[filinion]

面白いなあ。じゃんけんで「次はグーを出すよ」って言う（そしてグーを出す）のにもちょっと似てる。／テストの実施をくじ引きで決める（発言の時点で教師も実施日を知らない）としたらパラドックスではないな。

[ooblog]

#ゲーム理論 WindowsXPの脱出が遅れる会社や学校が出たのはもしかして(いえ、Linuxにすると納入業者に責任転嫁ができないからかと)

[septuplebass]

「抜き打ちテストのパラドックスとは、様相論理の決定不能な命題を元にした、間違った推論である。」