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「とるに足らないもの」たちの遠近法(レビュアー:大澤聡) - 星海社新書 | ジセダイ
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「とるに足らないもの」たちの遠近法(レビュアー:大澤聡) - 星海社新書 | ジセダイ
個人的なエピソードから 以前、ある論集に新左翼系総会屋雑誌に関する研究論文を寄せた。新左翼系総会屋... 個人的なエピソードから 以前、ある論集に新左翼系総会屋雑誌に関する研究論文を寄せた。新左翼系総会屋雑誌の詳細はここでは省く。新興の言論誌が1960年代後半から70年代にかけてぽこぽこと誕生し、どれも経営主体は怪しげなのだけれどそれなりに売れていたくらいにイメージしておいてもらえればいい。サンプルとして僕が主に取りあげたのは『流動』だ。どうにも個人的に気になる雑誌で、すでに図書館や古書で全号通覧していたから執筆じたいは快調に進んだものの、途中、同誌に寄稿経験をもつ批評家にそのことを話したところ、「取るに足らないものを……」と慨嘆されてしまったので、そのエピソードごと文中に記したうえで、「取るに足らない」をキーワードに設定してまとめた。 一連の新左翼系総会屋雑誌は1970年代をとおして隆盛をきわめた。のち、1982年の商法改正で一挙壊滅にいたる(これも説明は省こう)。70年代に進行したその盛衰