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魂の世話(ケア)第5回
他者からみた「私」 一方、こうした「独我論」と対立する考え方の「相互承認論」はどうでしょうか。「相... 他者からみた「私」 一方、こうした「独我論」と対立する考え方の「相互承認論」はどうでしょうか。「相互承認論」は「独我論」とはまったく正反対に、「我思う」ということ自体が、実はとても「疑わしい」と考える立場です。デカルトの考えのなかにはこうした「他者」との共通感覚が前提となっているところもあるので、ある意味ではデカルトは「相互承認論」の創始者でもあると言えるわけです。ただし「相互承認論」を前面に展開したのは、やはりヘーゲルです(また、この考えをもとに「社会科学」を成立させたのはマルクスであると言えるでしょう)。 ヘーゲルはとても現実的な物の見方をする人で、確かにデカルトは「思う我」という「主体」を発見したけれども、そうした発見は人間の成長過程の一部であり、人類の歴史的展開の一コマなのだと考えました。つまり「独我論」を否定するのではなく“そういう考えもある”とみなしたのです。人類の英知の一部分