金融サミット、銀行の報酬規制など金融規制改革への姿勢前面に

［ピッツバーグ ２５日 ロイター］ ２５日に閉幕した第３回２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会合（金融サミット）は、銀行幹部らの報酬制限や銀行の自己資本比率強化を求めた。 ９月２５日、２５日に閉幕した第３回２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会合（金融サミット）は、銀行幹部らの報酬制限や銀行の自己資本比率強化を求めた。写真は、サミットの成果について会見するオバマ米大統領（２００９年 ロイター/Jim Young） 金融サミットが採択した声明は法的拘束力を持たず、Ｇ２０各国がどのように実行するか現段階では不透明だが、金融規制改革に向け行動する素地を作ったとは言える。 オバマ米大統領は「ごく少数の無謀なスキームによって世界の金融システムやわれわれの富がリスクにさらされるのような事態を二度と起こしてはならない」と訴えた。各国は昨年、リスクの高い投資が裏目に出て経営危機に陥った大手銀行の救済に巨額の資金注入に迫

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